定員厳格化で明治大学の合格者数・倍率はどう変化しているのか
授業をしない塾、武田塾三軒茶屋校です!
ここ数年、定員厳格化によって私立大学入試の状況が大きく変わってきました。
早慶、MARCHをはじめ、多くの大学の倍率が文系を中心に急激に上昇し、
模試でA判定だったのに不合格になったという話も、以前に比べてかなり多く聞くようになってしまいました。
多くの受験生は「私立大学入試がきつくなっている」という話を耳にしていると思います。
ですが、実際にどのくらいきつくなっているのかを実際の数字としてみたことはないのではないでしょうか。
現実を知った上で、目標(志望校合格)を達成するためにはどれくらい頑張る必要があるのか、そこまでの距離感をしっかりとつかんでほしいと思います。
◆そもそも定員厳格化って何?
定員厳格化と言われているものは、文部科学省の通達で首都圏の私立大学入学者を抑えようというものです。
その背景には地方創生という狙いがあります。
文部科学省の狙いを簡単に書くとこんな感じです。
首都圏大学の入学者を絞る → 地方の大学入学者数が増える → 地方での雇用が増加する → 地方活性化
地方での雇用が増加すると、そこに住む人が増えます。
人が増えれば経済も回るので、そうやって地方創生につなげようというものです。
そのために首都圏の大学入学者数を各大学・学部の定員に対して110%〜120%以下に抑えるようにということになりました。
具体的な基準は以下の通りです。
◆明治大学のここ数年の入試動向
他の私立大学と同様、明治大学も文系学部を中心に大きく倍率が上昇しています。
2015年度入試(平成27年度入試)と2018年度入試(平成30年度入試)の倍率を比較してみると、
法学部 3.0 → 5.8
商学部 4.3 → 6.8
文学部 4.0 → 5.8
などのようになっています。
また、理系学部では2018年度入試で募集定員を増やしましたが、それに対して合格者数は減少しており、結果として倍率は微増するという結果になりました。
◆定員厳格化による明治大学の合格者数・倍率の変化
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